10版に再録された《苦悶の記憶/Agonizing Memories(WTH)》についていろいろ考えて見ましょう

使えそうで、みんな使っていないからですかね。次期スタンで晴れの目を見ることができるのでしょうか

テキストは以下のとおり



プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を見て、その中からカードを2枚選ぶ。それらをそのプレイヤーのライブラリーの一番上に好きな順番で置く。

引用:Wisdom Guild
http://www.wisdom-guild.net



「2枚をライブラリーの上に置く」を見ると《すき込み/Plow Under(UDS)》を思い出す人は少なくないでしょう。このカードついて今日は考察をしようと

《すき込み/Plow Under》との決定的な違いは「次のドローが確実に無駄カードではない」ということです。すき込みなら確実に土地が2枚なのでドローを遅らせつつ展開を遅くできるよいカードです。8版に再録されたときもそのように働いてくれました。

では苦悶の記憶のみができることは何なのでしょうか?

・次のターンプレイしようとしたカードを使わせない

たとえば、これをプレイして手札を見たら相手が次のターンに《壊滅させるものヌーマット》をプレイできそうなハンドであったとしましょう。まあ、除去があるからでればいいよとか言うのはおいといて。ですが、次のターン使おうとしたカードを上から2番目においても、その次のターンに使うことはできるのです。

このようなときは、相手の1ターンを苦悶の記憶をプレイして1ターン無駄にした、相手は一応ドローが止まっているので自分は相手が無駄にした1ターンで自分にカードを1枚供給できたということになります

何が重要かというと、遅らせた1ターンに何ができるか?ということです
なにぶん、自分もプレイに1ターンを使っているので、自分の場にクロックがあるときは非常に有効になると考えることができます。相手が《神の怒り》や《信仰の足枷》を構えていることがわかっていても上から2番目に追いやればもう一回フルパンチができます

私が考えた結論は《苦悶の記憶》はビートダウンに適した手札破壊だと考えます。コントロールだと1ターン稼いでも、そのときに有効なカードを引けるとは限りませんし、こちらの場にフィニッシャーがいるときは手札を両者消耗しきっていると思いますから

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